今日はスペイン育成年代のチームのカテゴリー分けについて少し紹介していきたいと思います。
ここスペインでは、小学校1年生から協会登録チームに属し年間約30試合、ホーム&アウェーでのリーグ戦を闘います。
育成年代のカテゴリー分けとして
Fútbol 7 (7人制サッカー)を行うPrebenjamin プレベンハミン (U-7)
Benjamin ベンハミン (U-9)
Alevin アレビン (U-11)
そして大人と同じFútbol 11(11人制サッカー)を行う
Infantil インファンティル (U-13)
Cadete カデーテ (U-15)
Juvenil フベニール (U-18)
と約2学年毎にカテゴリー分けが行われています。
クラブは各カテゴリーにAチーム、Bチームといった様にレベル分けされたチームを持ち、多くの選手を抱えるクラブではIチーム,Jチームを持つクラブも。能力の高い選手はカテゴリー1年目であってもAチームに入りシーズンを闘います。
協会によるリーグ戦は各年代しっかり設備されており、各カテゴリー内でディビジョン分けされています。
小さい子供も年間を通してホーム戦、アウェイ戦の空気や昇格、残留、そして降格を経験します。
年間を通し真剣勝負を生むリーグ戦文化の中で、各レベルにあったカテゴリー、ディビジョンで試合に出場し得る物の大きさ
選手、指導者としての1年間での大きな成長を感じる事のできる環境がここにはあると感じています。
次回はこの「ディビジョン」に関しての情報、また各カテゴリーの試合結果などがリアルタイムで更新される協会ホームページの凄さなどについて触れていきたいと思います。
おまけ
去年偶然見かけたFútbol 5 (5人制サッカー)の写真
小学生より下の年代の子供達が7人制サッカーのグランドをマーカーで更に小さく区切り試合を行なっていました。
なんと審判もついて、協会管轄のリーグ戦とのことでした!未来のフットボーラーが育っています。
Yusuke Nishihata