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こんにちは!
今スペインはクリスマスシーズン真最中ということで、夜になると街全体がきらびやかなイルミネーションに包まれたり露店がにぎわったりとクリスマスの雰囲気を存分に醸し出しています。今日はそんなクリスマスシーズンと年末年始のバルセロナでの過ごし方について、少しお話していこうと思います!
カトリック色の濃いスペインではクリスマスというのは一年を通した中でも大事なお祝い事のひとつです。サッカーに関してもこの期間は試合はもちろんトレーニングもお休みとなります。12月24日のイブには家族と過ごすのが一般的で、日本のように恋人同士で外へ出かけに行くことはあまりしません。逆に大晦日には友達や恋人などとパーティーを開いたりする若者も多く、日本とスペインでは大晦日とクリスマスの過ごし方で真逆の出来事が起きているように見えます。とても興味深いですね!
そしてクリスマスプレゼントの交換ももちろん行います。この時期になるとテレビには各社クリスマス商戦に向けて様々なコマーシャルを仕掛けているのがよく分かります。
プレゼントの交換は1月6日のLos Reyes Magos(ロス レジェス マゴス)という祝日に行うのが一般的ですが、最近では家族で集まるイブの日に渡す人たちもいるみたいですね。
そして、スペインのカタルーニャ地方であるバルセロナのクリスマスを語る上で欠かせないものがあります。
それはこのカガティオと呼ばれる丸太でできた人形のことです!
この人形、かわいらしい外見とは裏腹に直訳するとウンチおじさんというとんでもない名前が付けられているのが特徴的ですね。
そしてトナカイが引くそりに乗ってプレゼントを運んでくるサンタとは打って変わって、このカガティオはある特殊な方法で子供たちにプレゼントをもたらしてくれます。
それはカガティオのお尻を叩いて歌うことです!
順を追って説明するとまずは、このカガティオの体が冷えないようにマントを被せてあげます。そしてイブの日までに毎日食事をお供えします。イブになると子供たちは歌を歌いながらカガティオのおしりにあたる部分を棒で叩きます。するとマントの下からお菓子やおもちゃがでてくるという、なんとも不思議な現象が起こるのです!
このカガティオは市場にいけば簡単に手に入るものなので、もしこのクリスマスシーズンにバルセロナに来ることがあれば、いいお土産になるかもしれませんね!
そして、スペインは大晦日にも一風変わった風習があります。
日本でいう除夜の鐘のようなものがスペインにもあり、マドリードのプエルタ・デル・ソルにある時計台の鐘がテレビで全国に流れます。
その鐘は新年が明けてから3秒間隔で12回鳴るのですが、1回ごとにブドウを1粒ずつ食べることができれば幸運が訪れるというものです。簡単そうですがこれが意外と難しく、食べきるためには熟練の技が必要となります!
ここまで簡単に説明していきましたが、こういったところでも日本との文化の違いがあって驚かされます!
今回のブログは以上となります!
そして今年のブログの更新もこれで最後となりますが、年が明けてからも続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
それではまた年明けにお会いしましょう!
¡Feliz navidad!
¡Hasta luego!
ぱく